名護聖ヨハネ教会 Nago St. John Church

教区主教 ダビデ 上原栄正   司祭 ドミニカ朴美賢
沖縄県名護市東江1‐1‐12 1-1-12Agarie, Nago,Okinawa
☎ 0980‐52‐2242(Fax兼用) 

聖ルカ保育園だより

“神様によって創られました” 5月聖句  「初めに、神は天地を創造された」  創世記 1章1節 緑豊かな季節がやってきました。沖縄では“春”というイメージがあまりしませんが、サクランボの実が落ち、教会の庭の芝生(実は雑草ですが)の伸びていくのを見ると季節の変化を感じます。5月の聖句は聖書の一番前にあります創世記第1章1節のみ言葉です。この短い一箇所を通して“この世”というものがどれほど大事で、神様に愛されるものなのかが分かります。 神様はみ心にふさわしいものとして天と地を創造されました。この地の息をするすべての生き物を初め、海や山、海の魚たち、野原の色鮮やかな花々など、ご覧になって“良し”とせ
4月聖句「わたしは世の終わりまで、いつもあなたがたと共にいる」 マタイによる福音書第28章20b節   毎年の復活日は待ちに待った春の訪れと重なるものであるため、新しい年の始まりを私たちに気づかせてくれる季節であります。クリスマスは12月25日に固定されていますので安心ですが、復活際(復活日)の場合は毎年変わります。簡単にその規定のことを申し上げますと復活日は「春分の次の満月の次の日曜日」となっています。頭が痛くなるでしょう。とりあえず、教会において最も大事な祝日と言いますと、クリスマスと復活日(最近世間にも“イースター”として知られつつあります)であります。 今年も愛楽園祈りの家教
2016年聖ルカ保育園聖句暗唱 4月 マタイ28章20節  「あなたがたに命じておいたことをすべて守るように教えなさい。わたしは世の終わりまで、いつもあなたがたと共にいる。」   5月 創世記 1章1節 「初めに、神は天地を創造された」   6月 創世記 1章31節a            「神はお造りになったすべてのものをご覧になった。見よ、それは極めて良かった」   7月 出エジプト記 6章7節a 「わたしはあなたたちをわたしの民とし、わたしはあなたた
3月の聖句 「人の子は、失われ者を探して救うために来たのである」 ルカによる福音書第19章10節   キリスト・イエスの復活を迎えて   教会は2月10日より大斎節という期間を過ごしています。その日から40日の間、イエス様が荒れ野でサタンの誘惑を受け、それに打ち勝たれたことを覚え、また多くの人々を数くうために十字架の道を歩まれたことを記念して、節制や禁欲を行います。多くのクリスチャンが自分の嗜好品であるコーヒーやお肉などの量を普段より減らしたり、あるいは朝食を抜いたりします(朝食より夕食を抜いたほうがダイエットにいいかもしれませんね)。または毎週の金曜日を断食の日として守る
今月の聖句:詩編23:6b 「主の家にわたしは帰り、生涯、そこにとどまるであろう」  大学生時代、2年2か月の兵役を終え、学校に復学していた24歳の自分は大人だと思っていたわたしは学費を自分で稼ごうと思いました。それで平日には学校の食堂で、土曜日には土方で学費を稼いでいたのです。しかし、1学期40万円ほどの学費の準備ができず、やむを得ず1年間学校を休むことにしたのです。その時、韓国の江原道にあるJesus Abbey(イエス修道院)というところで冬の1か月余りを過ごすことができました。その修道院は大韓聖公会の「Ruben Archer Torrey...
2016年1月聖ルカ保育園だより   今を楽しむ余裕のある1年にして参りましょう。   今月の聖句:詩編136:1 「惠み深い主に感謝せよ。慈しみはとこしえに」   2016年が始まりました。年が変わるとともに新しい希望、新しい夢、新しい目標が思い浮かびます。親としては“より子供たちとの遊ぶ時間を増やしたい”とか、“寝る前の15分、絵本を読んであげたい”とか、息子としては“親孝行のできる1年にしたい”あるいは“去年よりよく親父に伺いたい”など、今まであまりできなかったことをきっちりやっていきたいと強く思います。しかしよく考えてみると、ほとんどの夢、目標は毎年重なっ
 クリスマスが今年もやってきました。   12月の聖句:ルカによる福音書第1章35節 天使は答えた。「聖霊があなたに降り、いと高き方の力があなたを包む。 だから、生まれる子は聖なる者、神の子とよばれる」   “クリスマスが今年もやってきた”というコマシャルの歌が聞こえる季節となりました。特定の企業のことを広めようとしているわけではありませんが、日本に来てここ数年間聞いてきたためでしょうか。やはりこの歌が聞こえてからではないとクリスマスが近くなっているような気がしません。  今保育園ではクリスマスページェントの練習で大変忙しい一日を送っています。子供たちの成長とともに任せられ
11月の聖句:第1ペテロ4章8節 「何よりも、心を込めて愛し合いなさい。愛は多くの罪を覆うからです。」   仕え=愛=神様のみ心    11月は収穫の月です。1年間多くの人々が汗を流して手にした穀物や野菜などで私たちの食卓は豊かになっていると思うと感謝の気持ちになります。  さて、今月の聖書の話はお互いに愛し合うことを取り上げます。子供達には大変難しいテーマであるので、いつもこのみ言葉に出会いますと汗をかきながらお話をするものです。これはやはりお母さんやお父さんの皆様からの補充説明が必要だと思いますので、是非皆様の方からも優しくお話しして下さいますよう、よろしくお願いいたし
10月の聖句:ダニエル6章17b 「あなたの神があなたを救ってくださるように。」   ダニエルとライオン    ダニエルは旧約聖書に出ている人で、神様に対する堅い信仰を持つ者としてもっとも知られている人です。彼の国イスラエルはバビロンに滅ぼされましたが、バビロンとメディアンの王様たちは神様による知恵と知識に満たされたダニエルのことを高く評価し、彼に政務のほとんどを任せるほど信頼していたのです。しかしその周りにはそんなダニエルのことを嫉妬する人々もたくさんいました。同じ民族でもない、奴隷に過ぎない異邦人のことが気に入らなかったためでしょう。  家来たちは、異邦人でしかもユダヤ
9月の聖句:サムエル記上17章47節a   「主は救いを賜るのに剣や槍を必要とはされない。」   ダビデとゴリアト    聖書に出ている数多くの人物の内、子どもたちに一番親しまれている人と言いますと、それはきっとダビデでしょう。聖公会では洗礼を受ける時、聖書に出ている信仰の先人たちの名前を一つ選ぶことができます。その時、多くの男の人はダビデという洗礼名を選びます。 さて、ダビデには7人のお兄さんたちがいました。年齢もだいぶ離れていましたので、体格で見ると大人と子供のような違いがありました。神様はイセ(ダビデのお父さん)の息子の中から新しい王様をお選びになりました。
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名護ヨハネ教会は日本聖公会沖縄教区に属する教会です。現在毎週日曜日の午前10時30分に聖餐式を捧げています。礼拝では洗礼を受けた方なら陪餐に与ることができます。まことの福音、イエスキリストを通してこの世に明らかにされた神様の赦しとみ摂理を共に分かち合い、また神の国に入るその日まで互いに励まし会い歩んで行くことを切に祈ります。

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