11月の聖句:第1ペテロ4章8節
「何よりも、心を込めて愛し合いなさい。愛は多くの罪を覆うからです。」
仕え=愛=神様のみ心
11月は収穫の月です。1年間多くの人々が汗を流して手にした穀物や野菜などで私たちの食卓は豊かになっていると思うと感謝の気持ちになります。
さて、今月の聖書の話はお互いに愛し合うことを取り上げます。子供達には大変難しいテーマであるので、いつもこのみ言葉に出会いますと汗をかきながらお話をするものです。これはやはりお母さんやお父さんの皆様からの補充説明が必要だと思いますので、是非皆様の方からも優しくお話しして下さいますよう、よろしくお願いいたします。短くまとめますと次のようなお話です。
私たち一人一人は神様の作品です。偶然生まれたわけではありません。神様の徹底した計画の中で生まれ、この世を生きているわけです。さらにこの世に一人しかいないということだけで、この世のどんなものよりも尊い価値を持っています。双子であっても性格や趣向は全く異なるので一人ではなく二人なのです。神様はその一人一人がお互いに愛し合うように、また助け合うように言われました。お互いの重荷を補うことこそ相手を愛することだからです。聖書はそのことを「仕え=愛=神様のみ心」と言います。
沖縄の方言で「いちゃりば ちょーでー」という言葉があります。何のかかわりもない人たちがともに生きていく中で、相手のことを想う。それはまず相手に対する信頼や愛情がなければ成り立たないものであります。相手のことをデージに思う子供となりますように、共に祈っていきたいと願います。