“神様の民とするために”
7月聖句 「わたしはあなたたちをわたしの民とし、わたしはあなたたちの神となる」
出エジプト記 6章7節a
7月にはエジプトの王子モーセの物語が礼拝の中で話されます。エジプトの奴隷の身分であったイスラエルを神様の民とするためにモーセという人を遣わされた神様の物語です。神様はイスラエルに何かを教えるために彼らをエジプトの奴隷とされました。彼らの苦しみは段々酷くなってきました。重労働に動員されました。生まれた男の子はその命を奪われました。母親たちの涙は止まりません。あちらこちらからため息が経ちません。一日一日が地獄のように感じられたでしょう。約200万人と推定されていますが、イスラエルの人々は明日の見えない暗いトンネルを通っていたのです。
そのようなイスラエルは、神様に遣わされたモーセという一人の人によって、当時の超強大国であったエジプトから抜け出し、自由の身、さらに神様の民とされたのです。物語としてもとても魅力的なところが多く、漫画や映画化されるほどであります。
関心のある方は2014年に上映されました「エクソダス:神と王」をご覧ください。またお子様と一緒にご観覧してみたと思う方には、「プリンス・オブ・エジプト」というアニメーションをお勧めいたします。どちらも難しいなら、近いうちに名護聖ヨハネ教会にて上映会をもってはいかかでしょうか。