今でも忘れられないことがあります。それは沖縄に来て初めて迎えたクリスマス礼拝のことです。12月になりますと教会はイエスキリストの誕生をお祝いするために一番忙しい時期を送ります。特に24日の夜には夕の大晩祷が捧げられ、25日は午前には聖誕日礼拝が捧げられます。また教会の周りはイルミネーションが(最近は大型デパートやホテルの方が教会よりきれいに飾っているのですが…)、礼拝堂の中は馬小屋とクリスマスツリーが飾られます。残りは誰もが夢にするホワイトクリスマスです(その時までは)が、わたしの記憶に残っているのはエアコンをつけても汗をかくほどの熱かった(暑かった)その日のことです。
“言葉(キリスト)は肉(人)となって私たちの間に宿られた。わたしたちはその栄光を見た。それは父の独り子としての栄光であって、恵みと真理とに満ちていた。” ヨハネによる福音書第1章14節
イエスキリストは神様の愛です。神様の愛する人々のためにこの世に送られた神様の愛の証です。赦しの証です。解放の証です。回復の証です。だからこそ教会はこの日をもってお互いのために来られたイエス様のことを記念し、お祝いするのです。今年は聖ルカ保育園の保護者の皆様、園児の皆さんとともにイエスキリストの受肉(聖肉身-神が人のために、人になられたこと)を感謝し共にお祝いしたいと思うばかりです。後に保育園と教会の方からクリスマス礼拝のお知らせがあると思いますが、今年のクリスマスは教会の方で共に集い共に祝い合ってはいかがでしょうか。