聖ルカ保育園では職務会の時に聖書勉強会を兼ねて行っています。毎月の勉強会を準備する際にどういう話をすれば良いのだろうかと悩みます。聖ルカ保育園という職場を通して縁を結び共に働くようになったこと自体が父なる神様による恵みだからです。(もちろん聖ルカ保育園の保護者の皆様との縁も同じことであります)
さて、9月の職務会の際にThe Life(人生)という短い動画を皆で見ることにしました。動画の中で二人の男(父と赤ちゃんの息子)が登場します。その二人は先の見えない高い石塔を登ります。 父がなぜその石塔を登り続けているか子供にはまだ分かりません。父の背中におんぶされて一緒に登るっているだけです。やがて赤ちゃんだった息子は少年期を通って青年になり年老いた父親の重荷を代わりに負うことになります。歳月が流れ父親はなくなりました。残された息子は一人になり、先の見えない石塔を登り続けます。時には猛烈な雨と風が吹きつけて来ましたが息子は石塔のてっぺんを目指して、自分に背負わせられた重荷を負って黙々と登り続けます。老人になった息子はついに石塔のてっぺんにたどり着きます。そして一生背負ってきた重荷から石塔のいっぺんに当たるブロック一つを取り出して組み合わせました。その後息子は石塔から下りてゆきます。
短い動画でしたがこの人生について様々なことを考えさせられましたので後にyoutubeで「Short animation - The Life (2003)」のタイトルで検索してご覧いただけたらと思います。