山上の垂訓はイエス様が最初になされた説教として聖徒においてよく理解しておく必要があります。
山上の垂訓について数多くの解説書(注解書)があるのはそのためでしょう。
特に左の頬を撃たれた右の頬をも向けなさいとか、
求める者には与えなさいとか
自分を迫害する者のために祈りなさいと言うイエス様のお教えは多くの人々に感動を与えました。
それで、多くのクリスチャンはこの教えを実現するために祈り、努力しているのではないでしょうか?
自分もイエス様によって赦されたから、他の人々が犯した罪とも復讐ではなく、いいものにして、さらに2倍いいものにして返さなければいけないとしているわけです。
しかし、聖書の教えが本当にそうなのでしょうか?
自分の子供に、あなたは左の頬を撃たれたら右の頬をも向けなさいと教えなければならないのでしょうか?
あなたを訴えて下着を取ろうとするものに(どうして下着を欲しがっているか分からないのですが)上着まで与えなさいと言う命令はどういうふうにして守るお考えでしょうか?
何のために、さらに何を敵に、相手に与えなさいと教えられているのでしょうか?