名護聖ヨハネ教会 Nago St. John Church

教区主教 ダビデ 上原栄正   司祭 ドミニカ朴美賢
沖縄県名護市東江1‐1‐12 1-1-12Agarie, Nago,Okinawa
☎ 0980‐52‐2242(Fax兼用) 

聖ルカ保育園だより

ドラマチックな聖書の物語   今月の聖句:士師記6:12  「主の御使い(天使)は彼に現れて言った。「勇者よ、主はあなたと共におられます。」   ギデオンと300人の勇士たち   ドラマチックな聖書の物語といいますと、このギデオンと300人の勇士たちの物語を欠かせません。当時イスラエルはミディアンという民族によって穀物や、衣類、家畜などをほとんど奪われていたためとても苦しい時を過ごしていました。神様はそんなイスラエルを救うために一人の人をお遣わしになります。彼がギデオンという人です。彼は凶暴なミディアン族の人々が怖くて、隠れたところでひそかに小麦を打っていたのです
プリンス・オブ・エジプト   今月の聖句:出エジプト記第6章7節a “わたしは、あなたたちのわたしの民とし、わたしはあなたたちの神となる”   旧約聖書にはたくさんの物語が書かれています。わたしも子供のごろから教会の先生方々や、お母さんのひざを枕にして聖書のお話を聞いていたことを覚えます。当時わたしを一番ワクワクさせたのは聖書クイズの時間でした。しかしどうしても覚えられなかったことがあります、一回も当たったことのない難問でした。それが10の災いまたは10の奇跡ともよばれる出エジプト記に出ている物語でした。12弟子の名前と共に一番覚えづらい種目(?)でした。もちろん今もそのこ
「食べてはいけない善悪を知る木の実」   今月の聖句:神はご自分にかたどって人を創造された。(創世記1:27)   来る水曜日の礼拝ではアダムとエバという最初に創られた人の話をする予定です。わたしたち一人一人が神様にかたどって創られたこと、神様の細かいご計画の中で、特別な愛に基づき、神様のみ手によって創られたというのがアダムとエバの物語が持つ意味であります。その内「善悪を知る木の実」の物語が出てきますが、皆様はこのお話をお聞きになったことがあるでしょうか。 食べてはいけない、木の実を食べてしまい、アダムとエバは神様と共に住むことができなくなったという話です。この話によって、

5月聖ルカ保育園だより

2015年04月29日 23:02
「神のみ手によって創られたあなたへ」   今月の聖句:“始めに、神は天地を創造された。”(創世記第1章1節)   わたしたち聖ルカ保育園はキリスト教保育を行っています。キリスト教保育と申し上げますとこの世にあるすべてのものが神様のみ手によって創られて、さらにすべてのものが生きておられる神様の栄光を表すために存在するという理念であり、信仰告白に基づいたものです。それは一人一人の子供、一人一人の人間が偶然にできたとしているこの世の科学や哲学、様々な思想、宗教などの教えとは異なるキリスト教のみ持っている特別な告白なのです。  聖書はこの世の始まりを、聖書の最初のところに明記してい
2015年度聖書暗唱箇所   4月 ヨハネ20:28 トマス は答えて、「わたしの主、わたしの神よ...

2015年4月聖ルカ保育園便り

2015年04月02日 01:17
“キリストは復活されました。” 今月の聖句 ヨハネ20:28 トマス は答えて、「わたしの主、わたしの神よ...
神様の熱心 3月の聖句:『見失った羊を見つけたので、一緒に喜んで下さい。』ルカによる福音書第15章6節 100匹の羊を飼っている人がいました。羊飼いは毎日羊たちを引いて野原や水辺に連れて行き彼らを満腹させてくれました。そしてある日のことです。1匹の羊が群れから離れ山道を踏み迷うようになったのです。羊飼いは99匹の羊の群れをそのままにして見失った1匹の羊を探しに出て行きました。幸いに羊飼いは道に迷っている羊を見つけたのです。彼は喜んでその羊を担いで家に帰り友たちや近所の人々を呼び集めて言いました“見失った羊を見つけたのです。一緒に喜んでください” 神様は見失った1匹の羊のために迷われることなく、
2月の聖句:互いに重荷を担いなさい。そのようにしてこそ、キリストの律法を全うすることになるのです。(ガラテヤ書第6章2節) 聖書の教えの内一番よく知られている言葉と言いますとそれは“隣人を自分のように愛しなさい”ということではないかと思います。神様はあなたの罪と死の問題を解決するためにご自身の独り子、イエスキリストを贖いの捧げものとされた。そのように、キリストの弟子となったあなたは隣人を自分のように愛しなければならないという意味深い教えです。 これは聖ルカ保育園の教育方針にもよく表れています。(1)神と人々、自然を愛し仕える子「仕える者としてのリーダーシップの芽を育てる」キリスト教の精神を一言
 あけましておめでとうございます。2015年度が新しくスタートを切りました。 わたしはこの1年間たくさんのことを学ばせていただきました。これらの学びは聖ルカ保育園との関わりから始まったものです。素直に申し上げますと全く言葉の足りないわたしにおいてはドキドキしながら送った一年でした。子供たちはわたしが言っている日本語が理解できないとすぐ顔に表すからです。保護者の皆様の前でも同じです。何かを話す時には大変ドキドキしながら話しているのです。ですが、より慎重に聞こうとされている皆様の姿によってすごく励まされているところです。  学びには終わりがないという話があります。これからの一年の中で保護者の皆様と

12月聖ルカ保育園園だより

2014年11月28日 00:49
今でも忘れられないことがあります。それは沖縄に来て初めて迎えたクリスマス礼拝のことです。12月になりますと教会はイエスキリストの誕生をお祝いするために一番忙しい時期を送ります。特に24日の夜には夕の大晩祷が捧げられ、25日は午前には聖誕日礼拝が捧げられます。また教会の周りはイルミネーションが(最近は大型デパートやホテルの方が教会よりきれいに飾っているのですが…)、礼拝堂の中は馬小屋とクリスマスツリーが飾られます。残りは誰もが夢にするホワイトクリスマスです(その時までは)が、わたしの記憶に残っているのはエアコンをつけても汗をかくほどの熱かった(暑かった)その日のことです。  “言葉(キ
<< 1 | 2 | 3 | 4 >>

名護ヨハネ教会は日本聖公会沖縄教区に属する教会です。現在毎週日曜日の午前10時30分に聖餐式を捧げています。礼拝では洗礼を受けた方なら陪餐に与ることができます。まことの福音、イエスキリストを通してこの世に明らかにされた神様の赦しとみ摂理を共に分かち合い、また神の国に入るその日まで互いに励まし会い歩んで行くことを切に祈ります。

重要なお知らせ

このセクションは空白です。