“神様によって創られました2”
6月聖句 「神はお造りになったすべてのものをご覧になった。見よ、それは極めて良かった」
創世記 1章31節
先月から今月までは、天と地の始まりについての話が続きます。キリスト教の話ですからご心配なさる方がおられるかもしれませんが、ご安心ください。教会の話は約2000年の歴史をとおして、いわば確証済みの話ですので、子どもたちに大変有益なことになるからです。
創世記にある天地創造の物語には、「わたしは誰なのか」についてのことがよく描かれています。偶然に電気的な現象が何らかの原因で起こり、その中で偶然、無機質のものがたんぱく質に変わり、また偶然に命が誕生したという一見科学的に見える説明ですが、あくまでも仮説の一つです。
18世紀イギリスの神学者ウィリアム・ペリーはそれについて次のように言いました。“ある人が砂場を歩いていて、落ちていた時計を見つけて次のように言いました。「そうだ、海水の中に溶けていた鉄分が集まって鉄板となりそれが波や風によって風化され、薄くなったのだ。それを海のカニや鋭い歯を持つ魚たちがよく噛んでいるうち歯車になり、そして色んな化学物質が偶然に混ざり合って丸形のガラスとなったのだ。そうしてそれらの部品が海の中をうろうろしてあったが、またも偶然にそれらの部品が集まり、まともな時計となったんだ。」”誰もが笑う話でしょう。しかしこれが、わたしたちが学んできた進化論という科学です。
聖書は人間が創られたことについて「設計者があり、明確な目的がある」と記しています。わたしたちは偶然にできたものではなく、神様のみ心によって愛されてこの世を生きているのです。子どもたちにもこれだけはしっかり伝えたいと思います。
“あなたは、天地を創られた神様が心から愛したものなのだよ、”